松下研(理学研究科)と合同セミナーを開催しました。

京都大学大学院理学研究科の松下研と私たちの研究室の2研究室合同セミナーを、学内で開催しました。松下研は、植物の光シグナルによる転写開始点制御を中心に活発な研究を進めておられ、私たちが中心的に研究を進めているブラシノステロイドは、その遺伝子欠損が暗所においても光形態形成を示すなど、光シグナルとの深い関連性を持つと考えられている生理活性化合物です。どちらも実験植物アラビドプシスを主な研究材料に用いているなど共通点も多いことから、合同セミナーを開いてみよう、ということになりました。午後いっぱいを使って両研究室の教員から学生まで広く参加したセミナーとディスカッションは大いに示唆や刺激に富んでおり、その後に開かれた交流会でも活発なディスカッションからサイエンスとは関係のないお話しまで、広く深く充実した交流の機会となりました。